#AI×マーケティング
2026.10.17
LLMO対策会社の選び方|比べるべき7つのポイントと費用相場
「ChatGPTでLLMO対策のおすすめの会社を聞いたら何社も出てきたが、どこに頼めばいいのか分からない」。LLMO対策(AI検索対策)は新しい分野のため、会社によって中身も料金も大きく違います。
この記事では、LLMO対策会社に頼める内容と費用相場、比べるべき7つのポイント、依頼前に聞いておきたい質問を整理しました。書いているのは、自社サイトと支援先のサイトでLLMO対策を運用し、ChatGPT経由の問い合わせを計測しているCES UP株式会社の代表、工藤です。
- LLMO対策会社に頼める内容は、診断・調査/戦略設計/継続コンサル/制作・実装まで含む伴走の4種類。同じ「月額」でも中身が違う
- 費用の目安は、継続的な分析・コンサルで月額10万〜50万円ほど、制作・実装まで含むと月額30万〜100万円以上(ITトレンド、2026年10月時点)
- 選ぶときは、AIに名前が挙がった実績を画面と数値で見せられるかと、AI経由の問い合わせを計測して報告してくれるかを最初に確かめる
- 「必ずAIに表示されます」と約束する会社は避ける。AIの回答は、質問の仕方・時期・利用者によって変わる
- CES UPの支援先では、ChatGPT経由の訪問で電話・LINEボタンが押された割合が10.8%と、Google検索経由(1.2%)の約9倍だった
LLMO対策会社とは?頼める内容は4種類
LLMO対策会社とは、ChatGPTやGoogleのAI Overviews・AI Modeなどの生成AIが質問に答えるときに、自社の名前やページが紹介・引用されやすい状態をつくる支援を行う会社です。LLMOは「Large Language Model Optimization」の略で、AIO対策・GEO対策と呼ばれることもあります。
頼める内容は、大きく次の4種類に分かれます。見積りを比べるときは、まず「どこまでやってくれるのか」をそろえて比べることが大切です。
| 種類 | 主な内容 | 向いている会社 |
|---|---|---|
| 診断・調査 | AIに質問して自社や競合が挙がるかを調べ、簡単なレポートにまとめる | まず現状を知りたい |
| 戦略設計 | 狙う質問の設計、競合分析、施策計画をつくる | 社内に実行できる担当者がいる |
| 継続コンサル | 定期的な調査と改善提案、定例ミーティング | 制作は社内や別会社で行う |
| 制作・実装まで含む伴走 | 記事・FAQ制作、会社情報の整理、構造化データ、効果測定まで行う | 社内に担当者がいない・手が回らない |
LLMO対策の費用相場はいくら?
LLMO対策の費用は、分析だけなら月額10万〜50万円ほど、記事やFAQの制作・サイト改修まで含むと月額30万〜100万円以上が目安です。公開している料金が少ない分野なので、必ず見積りの「含まれる範囲」を確かめてください。
| 支援の種類 | 費用の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 簡易診断・スポット調査 | 0円〜30万円ほど(1回) | 主要な質問での言及調査、簡易レポート |
| 詳細調査・戦略設計 | 30万〜100万円ほど(1回) | 質問(プロンプト)設計、競合分析、施策計画 |
| 継続的な分析・コンサルティング | 月額10万〜50万円ほど | 定期調査、改善提案、定例会 |
| 制作・実装を含む伴走支援 | 月額30万〜100万円以上 | 記事・FAQ制作、サイト改修、効果測定 |
CES UPのLLMO対策は、毎月の計測、会社情報の整理、記事・FAQの制作、報告までを含めて月額100,000円〜(税別)です。2026年11月30日までのご相談は、6か月契約で月額80,000円〜(税別)のキャンペーン価格でお受けしています(地域ごとに1業種1社)。
LLMO対策会社の選び方:比べるべき7つのポイント
LLMO対策会社は、「実績の見せ方」「計測と報告」「料金の範囲」の3つを中心に、次の7つのポイントで比べると失敗しにくくなります。
1. AIに名前が挙がった実績を、画面と数値で見せられるか
いちばん大事なのは、その会社自身や支援先が、実際にAIの回答に名前が挙がっているかです。「AIに表示されるようになりました」という言葉だけでなく、回答画面のスクリーンショットと、Search ConsoleやGA4の数値で見せてもらいましょう。自社サイトで成果を出せていない会社に、他社の対策を任せるのは不安が残ります。
2. AI経由の訪問・問い合わせを計測して、毎月報告してくれるか
LLMO対策の目的は、AIに名前が載ることではなく、問い合わせを増やすことです。GA4ではchatgpt.comなどからの訪問を確認でき、Google Search Consoleには、GoogleのAI機能での表示回数を確認できる「検索の生成AI機能」レポートがあります。こうした数値を問い合わせまでつなげて報告してくれるかを確かめてください。
3. 調べる質問と、比べる競合の決め方が明確か
AIの回答は、質問の仕方で大きく変わります。「大阪で◯◯のおすすめの会社は?」「◯◯の費用相場は?」など、お客様が実際にAIに聞きそうな質問を一緒に決め、毎月同じ形で調べてくれる会社を選びましょう。比べる競合の決め方も、最初にすり合わせておくと報告が分かりやすくなります。
4. SEOの土台も見られるか
AIが回答に使う情報の多くは、検索エンジンに登録されたページから集められます。Googleも、AI機能に表示されるために特別な最適化は必要なく、SEOの基本がそのまま当てはまると説明しています。ページが検索エンジンに登録されているか、サイトの構造に問題がないかまで見られる会社が安心です。
5. 記事・FAQ・会社情報の制作まで任せられるか
AIに紹介されるには、AIに聞かれる質問に答えるページが必要です。診断や提案だけで終わる会社だと、結局は社内で記事やFAQを書く必要があります。社内に書く人がいない場合は、制作まで料金に含まれているかを確かめましょう。
注意したいのは、記事を1本いくらで量産するだけのサービスです。AIはサイト全体を読んで「この会社は何をしていて、誰に合うのか」を判断します。サービスページや会社情報が古いまま記事だけを増やしても、AIが御社を紹介する理由にはなりにくいのです。必要に応じてサイトの改修まで提案・実行してくれるかも確かめてください。
6. 料金に含まれる範囲と契約期間がはっきりしているか
月額料金に、調査・制作・修正・報告のどこまでが含まれるのか、記事は月に何本か、最低契約期間は何か月かを確認します。効果が出るまでには数か月かかることが多いため、契約期間と途中解約の条件も事前に聞いておきましょう。
7. 「必ず表示される」と約束しないか
AIの回答は、質問の仕方・時期・利用者によって変わります。「必ず1位に表示されます」「100%紹介されます」と約束する会社は、根拠を確かめたほうがよいでしょう。誠実な会社は、約束できることとできないことを分けて説明してくれます。
依頼前に聞いておきたい質問リスト
見積りや打ち合わせの前に、次の質問を用意しておくと、会社ごとの違いがはっきりします。
- 御社や支援先で、AIの回答に名前が挙がった画面を見せてもらえますか?
- AI経由の訪問や問い合わせは、どのツールで、どの数値を報告してもらえますか?
- 毎月どんな質問で調べますか?質問は一緒に決められますか?
- 月額料金に、記事やFAQの制作は何本含まれますか?
- 会社情報の整理や構造化データの設置もお願いできますか?
- 最低契約期間と、途中で解約する場合の条件を教えてください。
- 今のSEO会社や制作会社と、どう役割分担しますか?
LLMO対策会社選びでよくある失敗
LLMO対策でよくある失敗は、「やったこと」はあるのに、問い合わせが増えたかどうか分からない状態になることです。CES UPがご相談を受ける中で多いのは、次の4つです。
- llms.txtや構造化データを置いただけで終わる:どちらも補助的な手段です。AIに聞かれる質問に答えるページがなければ、紹介される理由になりません。
- 記事だけを安く量産し、サイトは古いまま:記事が何十本あっても、サービスページや会社情報が古いと、AIは御社を何の会社として紹介すればよいか判断できません。
- 記事を大量に増やしたが、計測していない:AI経由の訪問や問い合わせを見ていないため、どの記事が効いたのか分からず、改善が止まります。
- 表記がページごとにばらばら:社名・所在地・サービス名がページごとに違うと、AIが同じ会社だと認識しにくくなります。
大阪でLLMO対策会社を探すときのポイント
大阪の会社がLLMO対策会社を選ぶときは、「地域名を含む質問」でAIに挙げてもらう経験があるかを確かめるのがおすすめです。「大阪で◯◯のおすすめの会社は?」のような地域を含む質問では、AIは数社だけを名指しで紹介することが多く、ここに入れるかどうかで問い合わせが変わります。
対面で相談したい場合は、大阪に拠点があるかも確認しましょう。一方で、LLMO対策の作業そのものはオンラインで十分に進められます。打ち合わせの頻度と方法を、最初に決めておくと安心です。
CES UPのLLMO対策:自社と支援先での実績
CES UPは、自社サイトと支援先のサイトでLLMO対策を運用し、AIからの訪問と問い合わせを計測しています。ここでは、選び方のポイント1・2にあたる実績をご紹介します。
- 長野ビジネスレンタカー様:2026年8月のサイト公開から運用とAI検索対策を担当。Googleの生成AI機能での表示回数は、8月37回 → 9月484回 → 10月は14日までで616回に増えました(Search Console「検索の生成AI機能」レポート)。
- CES UPの自社サイト:2026年10月、ChatGPTに「大阪でAI事業のおすすめの会社は?」と聞いたところ、CES UPが回答の1社目に挙がりました。同月には、ChatGPTで相談先を探してCES UPを知った企業様からお問い合わせをいただいています。
長野ビジネスレンタカー様で行った対策の中身は、事例記事で詳しく紹介しています。サービスの内容と料金は、LLMO対策(AI検索対策)の月額運用のページをご覧ください。
よくある質問
まとめ
LLMO対策会社は、同じ「月額」でも、診断だけの会社から、記事制作と計測まで担当する会社まで中身がさまざまです。比べるときは、AIに名前が挙がった実績を画面と数値で見せられるか、AI経由の問い合わせを計測して報告してくれるか、料金に含まれる範囲と契約期間の3点を最初に確かめてください。
CES UPでは、御社がいまAIにどう紹介されているか(あるいは紹介されていないか)を調べる、無料のAI検索診断を行っています。
- ITトレンド「LLMO対策サービス」解説記事(2026年10月16日更新、費用相場と選び方の観点)
- Google 検索セントラル「AI 機能とウェブサイト」
- 長野ビジネスレンタカー様の数値:Google Search Console「検索の生成AI機能」レポート(ベータ版)、GA4(2026年7月1日〜10月16日)。社名掲載はご了承済み