#LLMO対策・AIマーケティング

2026.10.05

GA4でChatGPTからの訪問・問い合わせを確認する方法|AI流入の測り方

GA4でChatGPTからの訪問・問い合わせを確認するポイント:参照元chatgpt.com、チャネル「AI Assistant」、キーイベントで問い合わせ、月1回の確認
執筆工藤 亨(CES UP株式会社 代表取締役)
公開日:2026年10月5日/最終更新日:2026年10月17日

「LLMO対策を始めたいけれど、効果をどう測ればいいか分からない」。AIからの訪問は、GA4(Googleアナリティクス4)で確認できます。

この記事では、ChatGPTなどAIからの訪問と問い合わせをGA4で確認する手順を、支援先で実際に使っている見方とあわせて解説します。

この記事の要点
  • ChatGPTからの訪問は、GA4のセッションの参照元「chatgpt.com」で確認できる。ChatGPTはリンクにutm_source=chatgpt.comを付ける
  • GA4には2026年5月に「AI Assistant」チャネルが追加された。ただしそれ以前のデータは「Referral」のままなので、期間をまたぐ比較は参照元で見る
  • 効果は訪問数だけでなく、電話・LINE・フォームなどの問い合わせ率で比べる
  • 支援先ではChatGPT経由の電話・LINE率が10.8%、Google検索経由が1.2%だった

AIからの訪問は、GA4でどう見える?

ChatGPTの回答に表示されたリンクから御社のサイトに来た訪問は、GA4では参照元「chatgpt.com」として記録されます。OpenAIは、ChatGPTの検索結果からのリンクに「utm_source=chatgpt.com」を自動で付けると説明しています。

ほかにも、Geminiは「gemini.google.com」、Perplexityは「perplexity.ai」、Copilotは「copilot.microsoft.com」などが参照元として記録されることがあります。

手順1:参照元別のレポートでChatGPTからの訪問を見る

  1. GA4の左メニューで「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」を開く
  2. 表の上のディメンションを「セッションの参照元 / メディア」に切り替える
  3. 検索欄に「chatgpt」と入力する
  4. 期間を3か月ほどに広げて、セッション数とキーイベント(問い合わせ)を確認する
ポイント
1か月だけだと件数が少なく、ぶれが大きくなります。最初は3か月ほどの期間で見るのがおすすめです。

手順2:「AI Assistant」チャネルの注意点

GA4には2026年5月に、AIからの訪問をまとめる「AI Assistant」チャネルが追加されました。ChatGPTやGeminiなどからの訪問が、自動でこのチャネルに分類されます。

ただし、この分類は追加された日以降のデータにだけ適用されます。それより前のAIからの訪問は「Referral(参照)」に入ったままです。また、アプリ内ブラウザやコピーされたリンクからの訪問は「Direct」になることもあります。期間をまたいで比べるときは、チャネルではなく参照元「chatgpt.com」で見るのが確実です。

手順3:問い合わせにつながったかを見る

LLMO対策の目的は問い合わせを増やすことなので、訪問数だけでなく「問い合わせ率」で比べます。GA4で電話ボタンのタップ、LINEボタンのタップ、フォーム送信完了などを「キーイベント」に設定しておくと、参照元ごとに問い合わせにつながった割合が出せます。

電話・LINEボタンが押された割合(流入元別)
ChatGPT経由
10.8%
Google検索経由
1.2%
Yahoo!検索経由
1.0%
支援先:長野ビジネスレンタカー様。GA4、2026年7月1日〜10月16日。ChatGPT経由83セッション中、電話・LINEボタンのタップ12回。

件数は検索より少なくても、AIから来たお客様は問い合わせにつながる割合が高いことが分かります。

Search Consoleとあわせて見る

GoogleのAI Overviews(AIによる概要)やAI Modeからの表示・クリックは、Search Consoleで確認します。Googleは、これらがSearch Consoleの検索パフォーマンス(ウェブ)に含まれると説明しています。CES UPの支援先では、Search Consoleの「検索の生成AI機能」レポート(ベータ版)で、GoogleのAI機能での表示回数の推移も見ています。

GA4(訪問と問い合わせ)とSearch Console(GoogleのAIでの表示)を毎月そろえて見ると、どの対策が効いたかが分かります。

よくある質問

Q. ChatGPTからの訪問が「Direct」になるのはなぜですか?
A. ChatGPTのアプリや一部のブラウザからリンクを開いたとき、参照元の情報が渡らないことがあるためです。そのため、実際のAI経由の訪問は、GA4で見える数より多い可能性があります。
Q. AI Assistantチャネルがあれば、カスタムのチャネルグループは不要ですか?
A. 今後のデータはAI Assistantチャネルで見られますが、追加前のデータはReferralのままです。過去と比べたい場合は、参照元での比較やこれまでのカスタムチャネルグループも並行して使うのがおすすめです。
Q. 問い合わせを計測するには何を設定すればいいですか?
A. 電話番号やLINEボタンのクリック、フォーム送信完了のページ表示などを、Googleタグマネージャーなどでイベントとして送り、GA4でキーイベントに設定します。

まとめ

ChatGPTからの訪問はGA4の参照元「chatgpt.com」で確認でき、2026年5月以降は「AI Assistant」チャネルでもまとめて見られます。効果は訪問数ではなく、電話・LINE・フォームなどの問い合わせ率で比べるのがおすすめです。

CES UPのLLMO対策では、この計測の設定から毎月の報告までを月額の中で行っています。

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参考・出典(2026年10月時点で確認)
この記事を書いた人
CES UP株式会社 代表取締役
大阪を拠点に、Webマーケティング(SEO・LLMO・広告運用)と生成AI導入支援を経営視点でつなぐ支援を行っている。自社サイトと支援先のサイトでLLMO対策を実運用し、Search ConsoleとGA4で効果を確かめた方法を顧客企業に提供している。
CES UP株式会社(セスアップ)は、大阪を拠点に中小企業の生成AI導入・AI研修・業務改善ツール開発、LLMO対策(AI検索対策)を支援する会社です。

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