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2026.10.17
【LLMO対策事例】ChatGPT経由の電話・LINE率が約9倍に|長野ビジネスレンタカー様
「広告を出しても、大手のレンタカー会社や比較サイトの下に埋もれてしまう」。長野県諏訪市で法人向け・長期のレンタカーを扱う長野ビジネスレンタカー様は、2026年8月の新しいサイト公開にあわせて、CES UPにサイトの運用とLLMO対策(AI検索対策)をご依頼くださいました。
この記事では、サイト公開から約2か月で起きた変化と、実際に行った対策を、Search ConsoleとGA4の数値とあわせてご紹介します。
- Googleの生成AI機能での表示回数が、8月37回 → 9月484回 → 10月は14日までで616回に増えた
- ChatGPT経由の訪問で電話・LINEボタンが押された割合は10.8%。Google検索経由(1.2%)の約9倍
- 行ったのは、料金・対応エリア・できないことまで事実を整理して書くこと。FAQ65問、相談事例、エリア別ページ、季節の疑問に答える記事など
- AIから来るお客様は、条件を比べ終えてから来るため、問い合わせにつながりやすい
事例の概要
| お客様 | NBR 長野ビジネスレンタカー(運営:株式会社ボデーワーク興和 レンタカー事業部) |
| 所在地 | 長野県諏訪市 |
| 事業 | 法人向け・個人の長期/マンスリーレンタカー(最短1週間から) |
| ご支援内容 | サイトの運用、LLMO対策(AI検索対策)、検索広告の運用 |
| 期間 | 2026年8月のサイト公開から継続中 |
成果:AIでの表示と、AIから来たお客様の問い合わせ
サイト公開から約2か月で、GoogleのAI機能での表示回数は37回から616回に増え、ChatGPTから来たお客様は、検索から来たお客様の約9倍の割合で電話・LINEボタンを押しています。
ChatGPTからの訪問は83セッションと、検索に比べればまだ少ない数です。それでも12回の電話・LINEにつながっており、1件の訪問あたりの価値が高いことが分かります。
ご支援前の状況
長野ビジネスレンタカー様は、1日単位の観光レンタカーではなく、最短1週間からの法人・長期利用に特化した会社です。お客様の多くは「長野で1か月だけ車を借りたい」「冬の間だけ4WDが必要」「社用車を請求書払いで借りたい」といった、はっきりした条件を持って探しています。
一方で、検索結果の上には広告や大手のレンタカー会社、比較サイトが並び、専門店のサイトは見つけてもらいにくい状況でした。そこで、検索広告とあわせて、お客様の具体的な質問にAIが答えるときに名前が挙がる状態を目指しました。
行ったLLMO対策
行ったのは、お客様がAIに聞きそうな質問に、事実で答えるページを一つずつ用意することです。特別な裏技ではなく、AIが「この会社なら条件に合う」と判断できる材料をそろえていきました。
1. AI向けのサイト案内(llms.txt)に事実を整理
料金(クラス別の日額・週額・月額)、料金に含まれるもの、対応エリア、配車条件に加えて、「1日〜数日の短期利用は取り扱っていない」という、できないことまで書きました。AIが誤った紹介をしないように、条件をはっきりさせるためです。
2. よくある質問を65問にまとめる
料金・契約・車両・配車・保険などの質問を、1問1答の形で65問まとめました。AIは質問と答えが対になった文章を引用しやすいため、お問い合わせで実際に聞かれる内容を中心に増やしています。
3. 法人・個人の相談事例ページ
法人7件・個人11件の相談内容を、期間・車種・状況(冬のハイエース、海外からの長期滞在、納車待ちなど)で紹介しました。「自分と同じ状況の人が借りている」と分かる一次情報は、他社が持っていない材料になります。
4. エリア別ページと、季節の疑問に答える記事
白馬・軽井沢・松本・長野市など、配車先のエリアごとのページを用意しました。あわせて「長野の冬に4WDは必要か」「ノーマルタイヤの違反とチェーン規制」など、長期で車を借りる人が実際に迷うことに答える記事を書いています。
5. 英語ページと料金シミュレーション
海外から長期滞在するお客様向けに英語ページを用意し、車種クラスと期間から保険込みの総額を計算できる料金シミュレーションも設けました。
6. 構造化データと計測
トップページにはレンタカー事業者であることを示す構造化データを設置し、GA4では電話・LINEボタンのタップをキーイベントとして計測しています。これにより、AIから来たお客様が問い合わせたかどうかまで確かめられるようにしました。
なぜChatGPT経由のお客様は問い合わせにつながりやすいのか
ChatGPTから来るお客様は、AIとのやりとりの中で条件を比べ終え、「この会社なら合いそうだ」と分かったうえで訪問するため、問い合わせにつながりやすくなります。
検索から来るお客様は、複数のサイトを開いて比べている途中のことが多く、ページを見ただけで離れることも少なくありません。一方、AIは数社だけを名指しで紹介するため、紹介された時点で候補が絞られています。長野ビジネスレンタカー様のように条件がはっきりしたサービスほど、この差が大きく出やすいと考えています。
この事例から分かること
- できること・できないことを書く:対象外のサービスまで書くと、AIが条件に合うお客様だけを紹介しやすくなる
- 実際に聞かれる質問から作る:FAQや記事は、問い合わせで実際に聞かれた内容を元にすると、AIに聞かれる質問とも重なる
- 一次情報を出す:相談事例や料金の実例など、その会社にしかない情報が紹介の決め手になる
- AI経由の問い合わせまで測る:表示回数だけでなく、電話・LINE・フォームまで計測すると、続けるべき対策が分かる
LLMO対策の会社を比べるときの考え方は、LLMO対策会社の選び方の記事でまとめています。
よくある質問
まとめ
長野ビジネスレンタカー様では、サイト公開から約2か月で、GoogleのAI機能での表示回数が37回から616回に増え、ChatGPTから来たお客様は検索経由の約9倍の割合で電話・LINEボタンを押しています。行ったのは、料金・エリア・できないことまで事実を整理し、お客様が聞きそうな質問に答えるページを一つずつ増やすことでした。
同じ考え方で、御社がAIにどう紹介されているかを調べる無料のAI検索診断を行っています。
- Google Search Console「検索の生成AI機能」レポート(ベータ版):長野ビジネスレンタカー様サイト、2026年8月〜10月14日
- GA4:長野ビジネスレンタカー様サイト、2026年7月1日〜10月16日(電話・LINEボタンのタップをキーイベントとして計測)
- 長野ビジネスレンタカー公式サイト(掲載内容は2026年10月時点)。社名・数値の掲載はご了承済み