#AI導入ガイド
2026.10.29
生成AIコンサル・AI導入支援の費用相場|顧問・スポット・研修の料金と、中小企業の選び方【2026年】
「生成AIを業務に取り入れたいが、社内に詳しい人がいない」「AIコンサルに頼みたいけれど、いくらかかるのかわからない」。生成AIの導入支援は新しいサービスで、料金を公開していない会社も多く、相場がつかみにくいのが実情です。
この記事では、料金を公開している事業者の例と相場をまとめた調査・記事をもとに、生成AIコンサル・AI導入支援・AI顧問の費用を整理します。中小企業が使える補助金・助成金や、依頼先の選び方もまとめました。
- 月額のAI顧問・コンサルは月10万〜50万円が中心。チャット相談中心なら月5万〜10万円のサービスもある
- 導入支援のプロジェクトは20万〜200万円ほど。期間と、ツールの開発まで含むかで変わる
- 研修は講師派遣で1日20万〜50万円が目安。助成金を使えば、企業の負担を大きく減らせる
- 金額は「相談だけか、定例の伴走か、実装まで任せるか」で決まる。見積もりは作業の範囲で比べる
生成AIコンサル・AI導入支援の費用相場
公開されている料金と相場の記事をもとに、依頼の形ごとに整理すると次のようになります。
| 依頼の形 | 費用の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| AI顧問(チャット相談中心) | 月5万〜10万円ほど | チャットやメールで随時相談。使い方・ツール選び・社内ルールの相談 |
| AI顧問・コンサル(定例つき) | 月10万〜30万円が中心(上位プランは月50万円〜) | 月1回以上の定例、業務の洗い出し、導入計画、効果の確認 |
| 導入支援プロジェクト | 20万〜200万円ほど | 業務の棚卸し、導入するツールの選定・設定、社内への展開 |
| 研修(講師派遣) | 1日20万〜50万円ほど | 経営者・社員向けの研修。複数日のプログラムは100万円以上も |
| ツール開発・業務の自動化 | 内容により個別 | GPTs・Dify・Claudeなどを使った業務ツールの開発、会計ソフトとの連携 |
WEEL「生成AIコンサル費用」(2026年1月)、AX「AI顧問の費用相場」(2026年7月)、Uravation の公開料金・研修費用ガイドをもとにCES UPが整理した目安です。研修費用の記事は想定モデルにもとづく目安とされています。
「スポット相談(1回いくら)」は、料金を決めて公開している事業者が少なく、はっきりした相場はまだありません。初回の相談は無料で、その後は月額か、作業ごとのお見積りになることが多いようです。
費用は何で変わるのか:相談・伴走・実装の3段階
同じ「AIコンサル」でも、金額が大きく違うのは、どこまで任せるかが違うからです。
| 段階 | やること | 費用の傾向 |
|---|---|---|
| 相談 | 質問に答える、使い方や進め方を助言する | 低い(月額数万円〜) |
| 伴走 | 定例で業務を一緒に洗い出し、導入の計画を立て、効果を確かめる | 中くらい(月10万〜30万円ほど) |
| 実装 | ツールの設定・開発、会計ソフトなどとの連携、社内マニュアルの作成まで行う | 高い(作業量に応じて個別) |
社内に「AIを触れる担当者」がいる会社は相談だけでも進められます。担当者がいない会社は、伴走や実装まで任せたほうが、結果的に早く効果が出やすくなります。
中小企業の生成AIの活用状況
総務省の「令和7年版 情報通信白書」によると、業務で生成AIを使っている企業は55.2%でしたが、活用の方針を定めている企業は49.7%にとどまり、中小企業では約半数が方針を決めていません。中小企業に限った調査では、生成AIを業務に取り入れている企業は33%(大同生命サーベイ、2026年1月度)という結果もあります。
「使い始めてはいるが、会社としての進め方が決まっていない」。これが、多くの中小企業がAIコンサルや顧問を検討するきっかけになっています。
補助金・助成金で、費用の負担を減らせる
| 制度 | 概要 | 使える場面 |
|---|---|---|
| 人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース) | 従業員の研修の経費・賃金の一部を助成。経費の助成率は中小企業で75% | AI研修 |
| デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金) | ITツールの導入費用の一部を補助。2026年度から名称変更 | 登録されたITツール・AIツールの導入 |
研修であれば、人材開発支援助成金を使うことで、企業の負担を大きく減らせます。たとえばCES UPの法人向け生成AI研修は、定価330,000円(税込)のうち247,500円(75%)が助成の対象となり、実質の負担は82,500円です。条件や手続きは「AI研修の助成金|人材開発支援助成金の条件と申請の流れ」で解説しています。
補助金・助成金には公募の期間や対象の条件があり、内容は年度ごとに変わります。必ず公式の情報(ミラサポplus、厚生労働省)をご確認ください。
依頼先の選び方:確認したい6つのこと
- 中小企業の支援実績があるか。業種や規模が近い事例を、数字つきで見せてもらえるか
- 業務のヒアリングから始めるか。ツールありきの提案になっていないか
- 相談・伴走・実装のどこまでを月額に含むか。追加費用がかかる作業は何か
- 効果の測り方(削減できた時間、作業件数など)を最初に決めるか
- 社内に定着させるためのマニュアル・研修・ルールづくりまで支援するか
- 契約期間と、途中でやめる場合の条件
CES UPが導入事例で紹介しているのは、たとえば「学習塾の報告書作成を2〜3時間から1時間以内に」「勤怠管理ソフトの見直しで月3万円のコスト削減」といった、お客様のところで実際に測った数字です。依頼先を比べるときは、こうした測った数字を見せてもらえるかを確認してください。
CES UPの生成AI顧問・コンサルの料金
| サービス | 料金(税抜) | 内容 |
|---|---|---|
| 生成AI顧問 | 月額5万円〜 | テキスト相談無制限。使い方・ツール選び・社内ルールの相談 |
| AIコンサルティング | 月額15万円〜 | 月1回以上の定例ミーティング。業務の洗い出しから導入・効果の確認まで伴走 |
| 法人向け生成AI研修 | 1名330,000円(税込) | 助成金の活用で実質負担82,500円(企業負担25%) |
| 業務自動化(スポット) | 10万円〜 | マネーフォワード クラウド会計とAIの連携など、1業務から |
どのサービスが合うかは、社内の体制と、AIで解決したい業務によって変わります。まずは無料相談で、現状をうかがったうえでご提案します。
よくある質問
まとめ
- 月額のAI顧問・コンサルは月10万〜30万円が中心。相談中心なら月5万円前後から
- 金額は相談・伴走・実装のどこまで任せるかで変わる
- 研修は助成金で企業の負担を大きく減らせる
- 依頼先は、測った数字の事例と作業の範囲で比べる
- WEEL「生成AIコンサルの費用」(2026年1月6日)
- AX「AI顧問の費用相場」(2026年7月10日)
- Uravation「AI顧問」料金
- Uravation「AI研修費用ガイド」(2026年10月17日更新)
- 総務省「令和7年版 情報通信白書」
- 大同生命サーベイ(2026年1月度)の紹介記事(ファイナンシャルフィールド、2026年7月15日)
- ミラサポplus「デジタル化・AI導入補助金」