#集客・Web制作

2026.10.29

中古車販売店のホームページ制作|ポータルに頼らず来店・問い合わせを増やす作り方と、制作会社の選び方【実例つき】

中古車販売店のホームページ制作
執筆工藤 亨(CES UP株式会社 代表取締役)
公開日:2026年10月29日/最終更新日:2026年10月29日

「在庫はカーセンサーに載せているから、HPは会社案内だけでいい」「HPを作ったけれど、在庫も価格も更新できていない」。中古車販売店のHPのご相談で、よく聞くお話です。

ですが、お客様はポータルで車を比べたあと、お店のHPやGoogleマップで「このお店で大丈夫か」を確かめてから来店します。この記事では、CES UPが立ち上げ初期からHP・広告・ポータル・チラシを担当している販売店の実績をもとに、中古車販売店のHPに必要なものと、作り方・選び方をまとめます。

この記事の要点
  • ポータルは「車を比べる場所」、自社HPは「お店を選んでもらう場所」。役割が違う
  • HPには在庫・支払総額・支払い例・保証・来店予約を載せる。会社案内だけでは来店につながりにくい
  • 中古車の価格は支払総額での表示が必要。HP・広告・ポータル・チラシでそろえる
  • HP・広告・ポータル・チラシをまとめて運用した神奈川県のT社様は、立ち上げから3年で年間の粗利が約3.6倍

ポータルと自社HPは、役割が違う

カーセンサーやグーネットなどのポータルは、たくさんの車を比べられるのが強みです。一方で、同じ条件の車がほかのお店と横並びになるため、「なぜこのお店で買うのか」は伝わりにくくなります。そこを伝えるのが自社HPの役割です。

ポータル 自社HP
お客様の目的 条件に合う車を比べる お店を確かめて、来店を決める
伝えられること 車両の情報・価格・写真 保証・整備の体制、スタッフ、支払い例、キャンペーン、お店の考え方
費用 掲載料や反響ごとの費用がかかる 制作費と運用費。問い合わせが増えるほど1件あたりは下がる
向いている使い方 在庫を広く見てもらう 指名検索・Googleマップ・チラシ・広告の受け皿

ポータルをやめる必要はありません。ポータルで見つけてもらい、HPで選んでもらう。両方をそろえて使うことが、来店と成約を増やす近道です。ポータルとの使い分けは「カーセンサー・グーネット頼みから抜け出すには」でくわしく解説しています。

中古車販売店のHPに必要な10のページと機能

ページ・機能 載せること
在庫一覧 ポータルと同じ在庫・価格を、すぐ更新できる仕組みで。売約済みの車は早めに外す
車両の詳細 支払総額、走行距離、修復歴、写真、保証の有無
支払い例・ローン 月々の支払い例、事前審査のフォーム(表示ルールに沿って)
保証・整備 保証の内容と期間、納車前の整備、アフターサービス
買取・下取り 下取りの流れ、査定の申込み
スタッフ・店舗紹介 顔写真、得意な車種、お店の考え方
来店予約 日時と見たい車を選べるフォーム、電話、LINE
キャンペーン 初売り・決算などの特典と期限。チラシ・広告と同じ内容で
よくある質問 支払い方法、保証、遠方の納車、ローン審査などに1問1答で
会社情報・アクセス 所在地、営業時間、Googleマップ、古物商許可などの表記

とくに大事なのは、在庫と価格がポータルと一致していることと、来店予約がしやすいことです。HPの在庫が古いと、「このお店は大丈夫かな」と不安を与えてしまいます。

価格の表示は「支払総額」で
中古車の価格は、2023年10月1日から、車両本体の価格だけでなく支払総額での表示が求められています(自動車公正取引協議会の規約の改正)。HP・広告・ポータル・チラシのすべてで表示をそろえ、公開前に確認しましょう。

実例:HP・広告・ポータル・チラシをまとめて、粗利が約3.6倍に

神奈川県の自動車販売店が始めた新しい業態の店舗(T社様)を、CES UPは立ち上げ初期から担当しています。HPの制作・更新に加え、Google広告・Meta広告・カーセンサー・チラシ・SMS・動画までを一つのチームで運用し、初売りや決算のキャンペーンは全媒体で同時に打ち出してきました。

T社様|年間の粗利(期は10月〜翌9月)
3期(立ち上げ)
1,480万円
4期
4,554万円
5期
5,196万円
6期
5,393万円
T社様の実績報告より。6期は2025年10月〜2026年9月。HPだけの効果を切り分けた数字ではありません。成果をお約束するものではありません。

年間の売上台数も、3期の58台から6期の178台へ、約3倍になりました。HPは単独で売上を作るものではなく、広告・ポータル・チラシから来た人が「このお店にしよう」と決める場所として効いています。

公開後の運用で、毎月やること

やること 内容
在庫・価格の更新 ポータルと同じ日に更新する。売約済みは早めに外す
キャンペーンの掲載 初売り・決算・中間決算の1〜2か月前から、HP・広告・チラシで同じ内容を準備する
問い合わせの計測 電話・LINE・来店予約・フォームを、どの媒体から来たかとあわせて数える
Googleマップの更新 写真・営業時間・投稿・口コミへの返信
ページの改善 よく受ける質問をFAQに足す、車両ページの写真や説明を見直す

販促の年間の流れは「中古車販売店の集客方法」、広告の組み立ては「自動車販売店のWeb広告運用」で解説しています。

販売店のHP、無料で診断します
今のHPの在庫・価格の見せ方、来店予約までの導線、検索とGoogleマップでの見え方を確認し、改善点をお伝えします。新しい店舗や新業態の立ち上げ前のご相談もお受けします。オンラインで全国対応です。

中古車販売店のHP制作会社を選ぶ7つのチェック

  • 表示のルールを知っているか:支払総額、ローンの表示、古物商の表記などに対応できるか
  • 在庫を自分で更新しやすいか:ポータルと同じ情報を、すぐ反映できる仕組みか
  • 繁忙期の段取りを組めるか:初売り・決算に向けて、HP・広告・チラシを同時に準備できるか
  • 広告・ポータル・チラシとつなげられるか:HPだけでなく、ほかの媒体とキャンペーンをそろえられるか
  • 来店・問い合わせを計測してくれるか:電話・LINE・来店予約を媒体別に数えられるか
  • 実績を数字で見せてくれるか:見た目の事例だけでなく、問い合わせ・売上の数字で語れるか
  • 同じ商圏の競合を担当していないか

費用の目安

内容 料金の目安(税抜)
ランディングページ(LP) 300,000円〜
ホームページ一式(集客設計込み) 1,000,000円〜
公開後の運用(広告・ポータル・チラシ・更新) 個別見積もり

扱う車・店舗数・在庫の数・使っている媒体によって必要な作業が大きく変わるため、無料診断のあとにお見積りします。一般的な相場は「ホームページ制作の費用相場」でまとめています。

よくある質問

Q.ポータルに在庫を載せていれば、HPはいりませんか?
A.ポータルは車を比べる場所で、お店の違いは伝わりにくくなります。保証・整備・スタッフ・支払い例・来店予約を載せたHPがあると、比べたあとに「このお店で買おう」と決めてもらいやすくなります。
Q.在庫の更新が大変です。どうすればいいですか?
A.ポータルと同じ情報を、すぐ反映できる仕組みでHPを作るのがおすすめです。売約済みの車を早めに外すだけでも、お店への信頼は変わります。
Q.中古車の価格は、どう表示すればいいですか?
A.2023年10月1日から、支払総額での表示が求められています。ローンの金利や月々の支払い例なども表示の仕方が決まっているため、HP・広告・ポータル・チラシのすべてでそろえて確認します。
Q.HPだけで集客できますか?
A.HPは、広告・ポータル・チラシ・Googleマップから来た人の受け皿です。HPだけでなく、キャンペーンを全媒体でそろえて出すことで来店と成約が増えます。
Q.費用はいくらですか?
A.CES UPでは、集客設計込みのホームページ一式が1,000,000円〜(税抜)、ランディングページが300,000円〜(税抜)です。運用は個別にお見積りします。

まとめ

  • ポータルは車を比べる場所、自社HPはお店を選んでもらう場所
  • HPには在庫・支払総額・支払い例・保証・来店予約を載せ、ポータルと情報をそろえる
  • 制作会社は表示ルール・在庫の更新・繁忙期の段取り・計測・数字の実績で選ぶ
  • HP・広告・ポータル・チラシをまとめたT社様は、3年で粗利約3.6倍・売上台数約3倍
この記事を書いた人
CES UP株式会社 代表取締役
大阪を拠点に、Webマーケティング(SEO・LLMO・広告運用)と生成AI導入支援を経営視点でつなぐ支援を行っている。自社サイトと支援先のサイトでLLMO対策を実運用し、Search ConsoleとGA4で効果を確かめた方法を顧客企業に提供している。
CES UP株式会社(セスアップ)は、大阪を拠点に、ホームページ制作・Web広告運用・販促物の制作と、生成AI導入支援・LLMO対策(AI検索対策)を行う会社です。

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